現在住宅購入される方のほとんどが変動金利の住宅ローンを利用しています。確かに変動金利は固定金利よりも金利が低いのでお得感があります。
しかしアメリカでは逆に固定金利を選択する人の方が多いってご存じですか?
住宅ローンは金融商品なので、メリットの反面、当然デメリットも存在します。
変動金利は固定金利に比べると確かにお得感がありますが、デメリットとは何でしょうか?
変動金利は経済状況に応じて金利が変わります。対して固定金利は借りた時の金利が完済までずっと続きます。
日本は長らく低金利政策を行ってきたため「変動金利と言えど金利は変わらないから心配しなくて良い」という風潮がありますが、大切なことなのでもう一度書きますが、経済状況に応じて金利は変わります。
2024年は日銀がこれまでの政策から大きく方向転換した年です。この10月にはいよいよ変動金利が上昇しました。
「上昇幅は大きくないから大丈夫」「住宅ローンには金利上昇のルールがあるから過剰に心配しなくて良い」様々な意見が飛び交いますが、大切なのはこれまで長きにわたって変わってこなかった金利が2024年10月に上がったという事実です。
金利上昇リスクから目を背けて変動金利を選択することはできません。
2024年8月5日、日経平均がブラックマンデー越えの歴史的急落となりました。株価の値動きについては諸説ありますが、確かに言えるのは、経済が安定していれば株価の暴落は起きないということです。
アメリカでは大統領選挙を目前にして、様々な経済指標を用いて「景気後退局面に突入する」「このままソフトランディングできる」といった論争が行われています。経済が安定していれば、景気後退懸念は起きません。
景気後退懸念はアメリカだけでなく、中国やヨーロッパなど世界規模での懸念となっています。
2024年、全世界で経済に「何か」が起きているのは間違いなく、こういった時期にはよりリスクを回避する「安全側」の判断を行う方が良いのではないでしょうか。
今回住宅ローンに関するWEBセミナーを緊急で企画いたしました。金利上昇を懸念して住宅の駆け込み需要が発生しているというニュースを目にしたからです。
金利上昇を懸念する割に選択するのは変動金利です。変動金利なら駆け込む理由はありません。何かがおかしいです。
住宅購入時には検討しなければならないことがたくさんあり、住宅ローンは事業者が勧めるまま鵜呑みにしてしまう方が少なくありません。
ただ、これからの住宅ローンはリスクをきちんと精査する必要があります。
セミナー講師紹介
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リニュアル仲介株式会社 不動産事業部 部長 中田 俊之
1974年 京都生まれ。大学卒業後は、実家の家業である呉服業界に約8年携わる。その後、品川区・大田区で地元不動産会社に勤務。賃貸や売買の仲介、買取り、その他管理業務などにも携わる。現在、全国550社を超えるFC本部パイロット店の責任者へ。 豊富な経験と知識を活用し、お客様が安心して最良の選択ができるよう、信頼のおける仲介を目指し「バイヤーズエージェント」として日々奮闘中!
セミナーについて
<開催日時>
2024年11月9日(土)
10:00~11:00
- zoomを使ったWEBセミナーです。
- セールスは一切ありません。
- 顔出し不要&ミュート参加OKです。
- チャットで自由に質問いただけます。
- 情報収集の一環としてお気軽にご参加ください。
- 参加費は無料です。
- セミナーお申し込み後に当日使用する資料を郵送いたします。
- セミナー当日にWEBセミナーに入室するためのURLをメールでご通知いたします。
- セミナー後に個別相談も承ります。
WEBセミナー参加特典
その他下記の参加特典をご用意しています。
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